現場へ出ました⑰ 名刺入れ編
こんにちは、whim_sです。
12月も中旬に差し掛かり、2017年もあと半月となりましたね。早いものです。
先日whimの忘年会がありました!週が明けてもほのかにスタッフの上着から焼肉の香りを感じます。
さて、久しぶりの現場へ出ましたです。
17回目となりました。
イベントも終わり一段落したので名刺入れを作っていきます。
キャメル・ダークブラウン・ブラック・ワイン・ネイビーの5色の馬革を使用する名刺入れです。
馬革はwhimの定番のヨーロッパ産オイル&ワックス仕上げです。
以前は内側の革は鹿でしたが今回から牛ヌメ革に変更しました。
使い続けていくうちに馬革同様経年変化していい味を出してくる革ですね。
本体の部分です。
馬革とヌメ革を仮止めする際に”イセ”をとっています。
同じ寸法のまま馬革とヌメ革を張り合わせると折り曲げたときに内側のヌメにしわが寄ってしまいます。
それを軽減するための手法が”イセ”です。
これを施すことで出来上がりがより美しくなり、使い勝手も良くなります。
ここから各パーツを縫い合わせれば出来上がりですが、これからが一番難しいところになります。
ヌメ革に妙なあとが付いているのにお気づきの方がいらっしゃると思います。
これはミシンで縫い合わせたときにでる”送り”のあとです。
全ての革に付くわけではないですが、ヌメ革は特にこのあとが付きやすいです。
送り等の調整で消す事も出来るのですが、whimではあえて残す場合も有ります。
不良品というわけではないので、味としてお楽しみ下さい。