芍薬
こんにちは。whim_nです。
さわやかないいお天気が続き、梅雨が始まるまでの貴重な時期、、
新緑に癒されているこの頃です。
さて、我が家の庭は何にもない荒れ放題の庭なんですが
この時期芍薬の木が見事な花をつけてくれます。
実は芍薬は「木」ではなく、「草花」なんですね。
こちらは我が家の芍薬ですが、
つぼみは濃いピンク、花が開くと薄いピンク、大きく開くと白に近い色になります。
次々とつぼみが開き、ひとつの花が一気に散ってしまうところは
桜に似ていてこの花も潔さを感じさせてくれる気がします。
花言葉
芍薬の花言葉は「はじらい」「はにかみ」「謙虚」
華やかな見かけとは違う印象の花言葉ですが、これはイギリスの古い民話が由来だそうです。
恥ずかしがり屋の妖精が、ある日、芍薬に隠れたら、花も赤く染まったそうです。
なんともかわいい由来ですね。
花の色によって花言葉も変わります。
ピンク・・「はにかみ」
白・・「幸せな結婚」
赤・・「誠実」
色
ずばり!「愛」の色ですね!
ピンクは恋愛・しあわせ・思いやりなどのやさしいイメージをもつ色です。
恋に夢中の時や、幸せで充実している時、また愛や幸せを欲している時などにピンクが気になります。
また、ピンクは心と体を若返らせる効果があり(!)
心を満たし人を思いやるあたたかさを与えてくれる色だそうです。
ことわざ
芍薬の用いたことわざに有名なものがありますね。
「立てばしゃくやく、座ればぼたん、歩く姿はゆりの花」
これは美しい女性を例えたことわざですが、なぜこの花たちが選ばれたのでしょう。
芍薬は、すらりと伸びた茎の先に、華やかな花を咲かせます。
その姿が、背筋をピンと伸ばした美しい女性を想像させてくれます。
牡丹は花は芍薬と似ていますが、こちらは「木」なんです。
枝分かれした横向きの枝に花をつけるため、
まるで座っているかのように見えるところからきているようです。
百合はしなやかな茎の先にうつむき加減に花が咲きます。
風を受けて揺れる様子が、まるで女性が優雅に歩いているように見えますね。
また、開花の時期もリレーするかのように順番に咲いていきます。
牡丹…4月末~5月初旬ごろ
芍薬…5月中旬~6月ごろ
百合…6月~8月ごろ
「立てばしゃくやく、座ればぼたん、歩く姿はゆりの花」
見た目だけでなく、内面の美が備わってにじみ出てくる美しさ。
そんな素敵な女性に少しでも近づきたいものです。