形見のレザージャケット
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桜も咲き誇り春風が心地よい季節となりました。
暖かくなりクローゼットの整理を始める方も多いと思います。
奥の方にレザー製品が眠っていませんか?
というのも、先日whimに一枚のレザージャケットが持ち込まれました。
お父様の形見というそのジャケットは本当によく着られていたようで、袖や裾に擦れが見られ、ボタンも割れてしまっていました。
また長年クローゼットにしまわれていたらしく、表面にカビの発生があり、カサカサに乾燥していました。
大切にしているものほどよくあるんですよね。
まずは状態を確認します。
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画像では少し見づらいのですが、ジャケット全体や身頃の裏にもうっすらとカビが・・・ 白く見えるのがカビです。 |
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裾部分。擦れて白っぽくなっています。 |
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革の状態を見ながらカビを取り除いていきます。 カビ用ミストを柔らかい布に適量ふくませ、優しくカビを拭き取っていきます。 布は都度取り替え、慎重かつ徹底的にカビを取り除きます。
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いよいよ乾燥しきった革に栄養を補給します。
今回はwhimオリジナルメンテナンスクリームを使いました。
このクリームは、蜜蝋、ピュアホホバオイル、ピュアホースオイルなど天然由来のものだけで作られているので革にとっても優しい商品となっています。
寒い時期でしたので、手の温度で柔らかくして布で塗り込みます。
じっくりと時間をかけてクリームを塗りこんでいくと、かさついていた表面がしっとりと落ち着き、革本来の深い艶が出てきます。これを何度か繰り返します。余分なクリームは拭き取ります。
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割れてしまっていたボタンですが、あいにく似たものが見つからず、ジャケットに馴染む質感の革で新しくくるみボタンを作成しました。しっとりとした艶が良い感じです🥰
最後に、ほつれや糸など処理してお客様の元へ。 息子さんが受け継ぐレザージャケット。 きっとお父様も喜んでくださっていますね。 |
今回はお父様が愛用されていた風合いを残しつつお手入れを施しました。ご家庭でメンテナンスをされるときの参考になればと思います。
補色や染め直しなどをお考えの場合は染色専門のお店にご相談ください。
革は丈夫で一生モノと言われますが、それはお手入れあってのこと。
大切な革製品をより長く美しく持ち続けるために、日々のお手入れをお忘れなく。
whimではメンテナンス商品も扱っています。
春の陽気は乾燥しやすく、虫干しにも最適ですよ。




