父の日を終えて・・・
「父の日」は終わったけれど
しまった、忘れていた・・・
忙しくてプレゼントを選べなかった。
「まぁ、いいか~。」と思って渡さなかったけれど、やっぱりプレゼントしたいな。
そんな思いをお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
イベントとしての「父の日」は終わってしまったけれど、贈りたい気持ちに終わりはないのです。
今からでも何かプレゼントを・・・とお考えの皆様、ぜひONLINE SHOPをご覧ください。
whimではそんな皆様のお手伝いをさせて頂きます。
また、こちらでも「父の日」のプレゼントをご覧頂けます。
店頭販売のみの企画としまして、革のカラーやバックルなどを選んでお好みで作って頂けるベルトも好評を頂いております。
只今父の日特価となっていますので、店頭へも是非お越し下さい。
(父の日、終わっちゃったなぁ~)と、ちょっぴり淋しい思いをされているお父さんに、
「ちょっと遅くなってしまったけれど…」と渡すプレゼントは、大きな嬉しいサプライズ!になるかも知れません。
さぁ、革のお仕事です
私whim_hが、革という未知の世界に飛び込んで、一番初めにさせて貰った作業は裁断でした。
布で洋服や小物などを作る時、まずは必ず型紙やスケールを使って型を取りハサミなどで裁断します。
それと同じで、革も型紙などで型を取り、カッターや刃型を使って裁断をすることから始まります。
刃型というのは革に当てて抜く工具の事で、鋭く切れる薄い刃を折り曲げて作られています。
(抜く方が刃物になってる精巧なクッキーの抜型みたいなイメージ。笑)
これは製作する物のさまざまなパーツ一つひとつフルオーダーで作られています。
「革の上にこの刃型を乗せて、上から裁断機でプレスして必要な形に抜く」というのが裁断という作業です。
この裁断という作業が、実はとても難しく製品の出来を左右する重要な作業なのです。
と言うのは、まず革は均一ではないからです。
元は生きていた牛や豚やその他…ですから、傷があったり固かったり柔らかかったり、個体差があります。
また一枚の革の中でも部分によって厚さや硬さの違い、繊維の流れもあります。
そんな大事な作業を入ってすぐの素人が出来るはずはありません。
まずは裁断機の操作方法と刃型の扱いを教わり、そして一枚一枚の革の傷やシワ、薄い部分などの使用出来ない部分に銀ペンで印を付けて貰っての作業となります。(至れり尽くせりですね。)
同じパーツをたくさん抜く時は、いかに革が無駄にならないように刃型を置くか、スムーズに機械を操作するかが作業を効率よくこなすコツですが、最初は機械の操作もおっかなびっくり。
なかなか効率よくには程遠い。
使えない部分を間違って抜いてしまったり、大切な刃型の刃を欠けさせてしまったりと大失敗も。
失敗しては落ち込みながら帰り、翌日気持ちを新たに仕事をし、また落ち込み・・・の毎日。
それでも初めて関わる革の仕事がとても楽しく、ものを作る仕事の端っこの端っこに携われる嬉しさで一杯。
ちなみに、写真の裁断機で抜いているのは「エコバックホルダー」のパーツです。
今日はこの辺で・・・
いまだに失敗続きの毎日で、まだまだひよっこにもなっていませんが、日々奮闘中のwhim_hでした。