タティングレース
こんにちは
ブログリニューアルで仲間入りしましたwhim_nです。
ブログメンバーの中では最年長・・・
ときどき昭和な言い回しが出てくるかもしれませんが、
そこも含めてどうぞよろしくお願いします。
さて、私もAさんと同様、子供のころから裁縫と編み物をする祖母と母を見て育ちました。
小学校高学年のころにはリカちゃん人形のお洋服を作り、
中学生からは、自分の服を縫ったり編んだり、下手ながらも楽しんでいました。
子どもが生まれてからは3姉妹おそろいの手作り服を着せることを楽しみ、
子どもが大きくなった今では「タティングレース」というレース編みにはまっています。
タティングレース・・・聞いたことありますか?
最近では本もたくさん出て、手作りサイトやショップなどでも随分見かけるようになりましたが、
私は初めた頃はまだ見ることの少ないジャンルの手芸でした。
タティングレース(英: tatting lace)は、シャトルと呼ばれる舟形の小さな糸巻きに巻いた糸を使って結び目を作っていくレースの技法。タティング、タッチングレース、シャトルレースとも呼ばれる。
タティングの結び目の技法は古代エジプトにまで遡る事ができるが、実用を目的としたものと考えられ、装飾的なレース技法としての起源は明確には分かっていない。一説には、16世紀のイタリアで基礎的な技法ができたとされる
また一度覚えてしまうと手元を見なくても作れることから、18、19世紀には、ろうそくの節約にもなると貴族のあいだで大変もてはやされ、教養として習うものとなった。女性らしいエレガントな手芸と考えられていたため18世紀の女性たちは、装飾のあるシャトルを持って、肖像画を描いてもらう事を好んだ。1742年に描かれたドイツのプリンセスがシャトルを持っている肖像画や、1759年に描かれた英国の公爵夫人の肖像がなどが残されている。(Wikipediaより抜粋)
なかなか歴史が古いですね。
きっかけはテレビで見て、
「なんて繊細な編み物なんだろう!やってみたい!」と思ったことですが、
それに加えて、
歴史の背景…ヨーロッパの貴婦人たちがロッキングチェアに腰かけて
優雅にシャトルを動かすところを想像し、目がハートになったのでした。
タティングレースは、実は編み物ではなくシャトルというう道具を使って糸を「結う」技法なんです。
そのシャトルがこちら↓
このシャトルに糸を巻き付けて右手に持ち、
糸玉の糸を左手にかけて結い、結び目を作っていくんです。
それで結ったのがこちら↓
初めて購入した聖光院有彩先生の本を見ながら作ったドイリーです。
直径20センチほどの大きさです。
初期の作品で、よく見ると不揃いですが、お気に入りのひとつとなり
額に入れて玄関に飾っています。
クラシックなドイリーはもとより、
小さなモチーフにビーズやパールを編み込んでアクセサリーに仕立てたり、、
この繊細なレースを付けたくて40歳を超えてからピアス穴をあけたほど、好きになりました。
細かい作業ですが、ひとめひとめ数を数えながら結っていくので
ボケ防止にピッタリ!
これから一生続けていける趣味、、というよりライフワークのひとつです。
毎週金曜日にwhim_nが担当します。
趣味の話のほかに、お仕事のことももちろん、、、
継続は力なり!
気負わず楽しみながら更新していきたいと思います。
ありがとうございました。