コインケースは完成するのか?
こんにちは、whim_aです。
今日はすごい雨ですね。
雨の日はなんだか眠いですが、そういえば我が家の愛犬も、
雨の日はよく寝ています。
その寝顔がまた可愛くて可愛くて…♡
さて!
今週の「Aのひとこま」は、先週に引き続き、
コインケースの試作について、お話をしようと思います。
先週の記事はこちら↓
前回は、フェルトで形状を検討するところまでをお話ししましたが、
今回は、失敗と成功を繰り返した試作品の数々をご紹介したいと思います。
1回目の試作
フェルトで形を決めてから、革で製作した最初の試作品がこちら↓
どうでしょう?
なかなかの可愛い仕上がりになりました!
内側は、というと…
革の質感を活かして、裏地をつけずに仕上げてみたのですが、
…うーん。
悪くはないけど、なんだか物足りない。
写真では伝わりにくいですが、持った感じの頼りなさが気になります。
もっと厚みのある革を使用すれば、しっかりとしますが、
あまり革を厚くすると、このコロンとした可愛さがなくなってしまいそう。。。
なので、次は裏地をつけることにしました。
2回目の試作
1回目の改善点を踏まえて試作した2回目の試作品がこちら↓
※1回目と同じ写真ではありません。笑
外見の変化はほとんどありませんが、内側がこのようになりました。↓
1回目よりもきちんと感が出ています。
コロンとした見た目はキープしつつ、持ったときの頼りなさを解消できました!
でもよく見ると、微妙な点が…
裏地が大きすぎて、底に布が余ってしまいました。
それに、ファスナーの下、少しシワシワとなっています。
これはファスナーを貼った部分と貼っていない部分の厚みに差があるので、
段差が出てしまっているのです。
裏地の型紙を修正し、ファスナーの貼り方を少し変えて…
いざ、3回目の試作!
3回目の試作
3回目の試作品がこちら↓
※何度も言いますが、同じ写真ではありません。笑
内側はこちら↓
底の部分の生地のたるみがなくなり、とってもすっきりしました!
でも、やっぱりファスナーを貼り合わせた部分の段差が見えます。
内装がすっきりした分、余計にファスナーの段差が目立ってしまいました。
困ったので、社長に相談。
「内側に芯材を入れたら?」
なるほど、その手がありました!
「あと…裏地はもう少し長い方がいいかな」
え~!?小さくしたのに…
よくよく訊いてみると、
裏地が短いと、中に物を入れたときに裏地だけで物を支えることになり、
使っているうちに裏地の底面ばかりが擦れて、劣化が早まる可能性がある
とのこと。
じゃあ2回目のサイズでよかったかというと、そうでもなく、
「2回目と3回目の間がベスト」
ということで、ミリ単位の修正をすることに。
と、今週の「Aのひとこま」はここまで。
この続きは、また来週。
whim_aでした✋