革の相談会 Lized SUPPORT
こんにちは!梅雨の中休み?今日の福崎はとても爽やかな一日でした!
今後の暑いシーズンに向け、車内の涼しさとか冷たい飲み物が飲めるように夏仕様を整えている最中のwhim_Dです。
革の相談会 Lized Support
というイベントに参加させて頂きました!
主催者: レザークラフト革材料販売の Good Leather【グッドレザー】
講師:Lized りう
1978年千葉県生まれ
高校卒業後、皮革用塗料メーカーに就職
国内タンナーへ新たな革の仕上げを提案、塗料配合及び塗装工程を海外タンナーへ技術指導を行う
革小物、ハンドバック、靴、家具、自動車向けと革製品全般の仕上げ工程を提案
日本、韓国、中国などアジア圏を中心に100社以上のタンナーでデモンストレーションを行う
いつもお世話になっている加古川のグッドレザーさん主催の”革を染める事”に興味の有る方向け講習会です。
普段はタンナーさんや革問屋さん・小売り屋さんから革を購入していますが、タンナーさんへはある程度枚数が無いと発注出来なかったり、問屋さんや小売りやさんでもその時欲しい色が有るとは限りません。
また、自社でオリジナリティの有る商品開発にも繋がるかと思い受講させて頂きました!
講師の挨拶、全体的な流れを聞いて、早速体験に入ります。
先ずは丸い革に半分オイルを塗りました。
この後色を入れていくのに、どういった違いが有るか見る為です。
なるほど!オイルを塗った方は色が深くなりますね!
逆に鮮やかな色を出したければ、オイル無しの方が良いみたいです。
他の色も試してみます。
うん、難しい!!
青の上に黄色を塗ると緑になりますが、上手くやればここもグラデーションに出来る様です。
が、色を薄く塗り重ねるべきところを結構ガッツリ縫ってしまいました。。。
とりあえず練習なので次に進みます!
whimでも使っている”ブエブロ”のように、”プルアップ”が自分で加工出来るとの事!
これがこの日一番の衝撃でした!
タンナーさんの大きな設備でしか出来ないと思っていた事が出来る!?
ここは少し内緒のものを、ゴネゴネ…して、あれをこーして…
アイロンをかけます。
すると…
なんと!出来ました!
わかりにくい画像ですが、右端のオレンジの折れ目が薄い色になっています!
感動!
これは今後の商品開発に役立ちそうです。
いよいよ大きい革に挑戦です。
んー、やっぱりグラデーションは難しい!
虹を表現したかったのですが、これは各色の特性をもう少し理解しないと無理かな…
なんだかよくわからないものが出来ました(笑)
隣の席は、なんかアートです!
蛍光色も有るらしいので試してみます。
アメト〇ーク🌈(笑)
虹リベンジしましたが、またよくわからないものが出来ました(笑)
最初に講師からの質問で、やりたい事を聞かれたのですが、何人かがエアブラシを希望していたので僕も便乗させてもらいました。
これ楽しい!!
そして簡単にグラデーションが出来る!
タンナーさんの仕事を見ていると、これも大がかりが設備が必要なものだと思っていましたが、パーツの塗装だとそこまでの設備でなくても良い様です。
これは近々導入を検討したいと思います。
こんな感じで14時~17時の講習会はあっという間に終了。
参加された皆様、お疲れ様でした!
そして講師のLized りうさん、ありがとうございました。
革とオイルの関係、オイルの種類、蝋のこと、塗料のこと、塗装しても革の風合いを壊さない方法、とても勉強になりました!
元々タンナーさんへ塗料を販売されている会社との事なので、知識量が半端ないです。
今後whimの商品にも反映させていけたらと思います。
最後に、今回お世話になった”グッドレザー”さん、ありがとうございました。
兵庫県加古川市で革、レザークラフトグッズの販売をされています。
特にグッズの品揃えは播磨エリアナンバーワンではないでしょうか?
今回教えて頂いた”Lized”さんの商品販売もされています。
というわけで、
最低限の事が出来るように塗料と薬剤を購入してみました!
使い慣れたら徐々にバリエーションを増やしていきたいと思います。