ヌメ革の日光浴
お盆休み中のある日、地元でパラリンピックの聖火採火式が行われ、
見学してきました。
感染防止対策のされた会場で、人もまばらでしたが、
聖火を近くで見ることができて感動しました。
この日のために一生懸命練習したダンスを、
雨の中、楽しそうに踊る皆さんの姿に、とても元気をもらいました。
革にオイルを塗りすぎるとどうなる?
先日、私物を製作する機会があり、
私whim_aは、オイル加工を施した一枚革のベルトを製作することにしました。
以前のブログでもご紹介しましたが、whimではオイル加工を施す時に、
純度100%のピュアニートフットオイルと、
日本蜜蜂の蜜蝋 天然由来成分100%のオイルを独自で配合し、
使用しています。
(ピュアホースオイル配合の製品版蜜蝋クリームはこちら)
https://whim.co.jp/jetb/9916/
オイルを塗布後、日光浴をすると、
使い込んだような濃い色に変化します。
とても素敵に変化するので、私もwhimオリジナルオイルを塗って
ベルトを作ろうと思っていたのですが、
製品とは違い、いろいろ実験できるのが私物製作のいいところ。
「何か、違うオイルを塗ってみたい」
社長にアドバイスを頂き、好奇心の赴くままに、
私が塗ってみたのは、ピュアホースオイル。
その名の通り、100%馬油です。
上:塗布前
下:塗布後
ベタつきそうなイメージでうまく塗れるか不安でしたが、
塗ってみると、とてもさらっとして塗りやすいです。
勢い余ってたくさん塗りそうですが、オイルは塗りすぎ注意。
塗りすぎると、革にコシがなくなったり、
使っていても艶が出なかったりするそうです。
ベルトは厚みがあるので大丈夫ですが、
財布にオイルを塗りすぎると、お札にオイルが染みてくることもあるそうですよ!
ヌメ革を焼く
オイルを無事に塗り、次の日からベルトの日光浴をしました。
1日目から3日目までは、室内の窓際に。
窓際でも日の光が当たれば焼けるかな?と思い置いてみました。
3日間で、少し濃くはなったものの、
はっきり変化した感じはありませんでした。
4日目に外で天日干し。
物干し竿に干しました。
やっぱり外の方が1日でしっかり焼けました。
ヌメ革をしっかりと焼きたい方は、外で日光浴をさせることをおすすめします。
焼きヌメのベルト完成
こちらが完成したヤキヌメのベルト。
こんがり焼けました。
ナチュラルヌメの淡いピンクがかった色が、茶色く変化。
カジュアルな服に合わせやすそうな、良い色に仕上がりました。
オイルの塗り方や、日光浴の場所・日数でも焼き色が変わります。
他のオイルを使って同じ場所で日光浴したらどうなるんだろう?
まだヌメ革への好奇心が止まらないwhim_aでした✋