絵本の読み聞かせボランティア2
こんにちは。whim_nです。
レジ袋有料化が始まって、1か月がたちました。
初めの頃はよくエコバッグを忘れてお店で購入することもありましたが、最近はようやく持ってお店に入ることが習慣になってきました。
エコバッグホルダー
そんな時に便利なのが、「エコバッグホルダー」
鞄の持ち手に付けておくと忘れることなく、またアクセントにもなって可愛くエコバッグを収納できます。
パンフレットを当店近隣のお店、企業様に設置・配布中です。
見かけられたら是非お手に取ってご覧くださいね。
大好評につき、まだまだ追加製作中!
新しい革でもお作りしています。
2個め3個めにお色違いを…
帰省の手土産に…いかがでしょうか?
昨日、梅雨も明けたことだし気分転換にお店のディスプレイを変えました。
店頭限定販売です。ぜひ遊びにいらしてくださいね!
絵本の読み聞かせ 小学生の高学年
今年は新型コロナウイルスのために、学校の夏休み期間が大幅に短縮されています。
そんな中、小学校の1学期の絵本の読み聞かせボランティアが終わりました。
私は1学期は5年生と6年生を担当しました。
高学年にもなると、絵本を自分で読む機会も少なくなりますが、良い絵本の中には高学年にもぴったりなものがたくさんあります。
5年生には
「ロバのシルベスターとまほうの小石」 ウィリアム・スタイグさく 評論社
かわった形や色の石を集めるのが楽しみだったシルベスターはある日、願ったことがかなう魔法の小石を手に入れます。大喜びで何を願おうかと考えていると、目の前に腹をすかせたライオンが。そこでシルベスターはあろうことか「ぼくはいわになりたい」と願い・・・、岩になってしまいます。
たったひとつの希望は、誰かが小石をひろって、彼が元に戻ることを願ってくれること。でもそんなことは奇跡でも起こらない限り無理でしょう。無情にも時は流れていきます。ところが、奇跡は起こるのです。魔法よりも、ずっと大切なものがある。そう感じさせてくれる作品です。
(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)引用
絵は軽いタッチで可愛い水彩画ですが、お話はちょっとしんみりする場面もあります。
でも、最後はもちろんハッピーエンド。親子の愛、信じる気持ち、あきらめないこと、わざわざ言わなくても絵本を読むと感じることができる…
そんな素晴らしい絵本の1冊です。
もう1冊は
「ぼちぼちいこか」 マイク・セイラー作 ロバート・グロスマン絵 今江祥智訳
重量級のかば君がいろいろな職業に挑戦して失敗してしまう、そのユーモラスな姿と行動が何といっても魅力です。コミカルな表情と動作は、ページを追うごとに愛しく感じられること請け合い。エア・ブラシを巧みに生かしたイラストが、憎めないかば君を描きます。
何かとあわただしい世の中、自分流に挑戦を続けるかば君の「ぼちぼちいこか」の姿勢に、勇気付けられる人も多いことでしょう。関西弁の邦訳が絶妙な味わいをかもし出し、自分を見つめ、あせらずゆっくりやっていこうよというメッセージが、じんわり心に伝わります。(ブラウンあすか)引用
エアブラシを使ってのユーモラスな表情が魅力的。関西弁の訳がピッタリ。これは、絶対普段関西弁を使っている人に読み聞かせをしてほしい!
6年生には絵本ではなく、お話をひとつ読みました。
私が小学校4年生の時の、国語の教科書に載っていた「竜宮の水がめ」
大好きな佐藤さとるさんにはまるきっかけとなったお話です。
「竜宮の水がめ」 佐藤さとる作 村上勉絵 「佐藤さとるファンタジー全集 おばあさんの飛行機より」
友達から20匹の金魚をもらった太一は、去年の夏海岸で拾った貝殻がたくさんついた水がめに金魚を入れてやります。
ところが覗いてみると金魚の姿がみえません。腕を入れてもまるで海の中にいるかのように壁がなくなっているのです。
不思議に思って水がめをひっくり返すと、ザーッと金魚が出てきました。
その後、太一はその水がめを元の海に返しに行きました。きっと海の神様が竜宮で使っていたものに違いないと思ったからです。
佐藤さんの世界観に、村上勉さんの挿絵がとても好きです。
今の子どもたちにもこんな物語をたくさん読んで想像力豊かになってほしいと思います。
2学期には低学年の子どもたちに会いに行きます。
どんな絵本を持っていこうか、今からとても楽しみです。